給排水設備工事の流れについてご紹介いたします。
STEP1
建物の基礎工事が終わるタイミングで、基礎の周りの土の中にトイレ・洗面・洗濯・お風呂・キッチンなどから出る雑排水を流すための配管を行ないます。
排水が上手く流れるよう、斜めの勾配を取りながら設置していきます。
STEP2
建物の床には、床下を点検できるように床下点検口を設けることになっています。
配管の確認も床下点検口からできるようにするために、配管ルートを確認しながら作業を進めていきます。
基礎コンクリートの貫通部分には、防蟻処理のために専用のシールをしたり、蟻が嫌がる成分を含んだ塗装を施したりします。
※専用のシール:コーキングのような隙間を埋めるためのもの
STEP3
上棟が終わってから、建物内部の立ち上がり配管を図面をしっかり確認しながら指定の位置に設置します。
リビングがあるなどの理由から2階にも配管がある場合は、1階の天井裏で配管をしていきます。
STEP4
内装工事が完了したら、仕上げ工事としてトイレ・キッチン・洗面などを設置し、配管をつないで、お湯、水が出るかを確認します。
あまり目にする機会のない工事かもしれませんが、家づくりにとって大切なライフライン部分を支える工事です。
普段何気なく使っているトイレや洗面台などの設置作業の裏では、弊社のような給排水設備業者たちによるプロの技が光っています!